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塾長BLOG

Nishioyoshihiko

ショーケンが逝ってしまった。

2019.3.30 / 塾長BLOG

中学生の頃テレビで見ていたドラマ「傷だらけの天使」。

ショーケンこと萩原健一が主演で子分役が水谷豊。

毎週親に隠れてこっそり見てた。

オープニング映像を真似て牛乳瓶のフタを歯で開けようとして何度も失敗した記憶がある。

ショーケン、カッコよかったなあ。

弱いくせに強がって失敗ばかりでカッコ悪いんだけど・・、

計画性も何もなくいつもハチャメチャでだらしないんだけど・・

不良っぽいくせに情にもろくてとことん優しいところ・・など

すべてがカッコよかった。憧れたなあ。

当時の10代~20代の男でショーケンに憧れなかった奴なんていなかったんじゃないかな。

オープニングのテーマ曲も、たまに流れるエンディング曲も素晴らしかった。

井上堯之バンド、自分も含めて今の作曲家のレベルとは比較にならないほど優れた音楽家。

最終回のエンディングで流れた「一人」には魂ごと持っていかれた。

再放送があるたびに一生懸命ビデオ録画していた。

最後はDVDを全巻購入してしまった。

あんなに憧れた人は他にいない。

あるファンの方のコメント・・。

「もう戻らない、あの高揚と挫折の繰り返しの日々。熱狂の60年代から、取り残され、唯途方に暮れ彷徨う時代の空気の凝縮されたドラマ。毎回の配役が、えっ?こんなに贅沢でいいの?と思う程、素晴らしい。萩原健一と水谷豊は勿論の事。 内容の密度が2時間の映画を一本観たような錯覚を齎す。こんな稀有なTVドラマは他に無い。あの時代感を肌で知る人も全く知らない人にも是非体感して欲しい世界がここにある。」

ご冥福をお祈りします。

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